アタマを切り替えて今日は仕事をしようと思った。
実験するタイミングではないので、実験は明日以降にする。
今日はCafeで書類仕事をすればいい。
Annual reviewのなおし、Figure作成である。
どちらもカネになる。
カネになることは優先してやらねば。
当たり前だ。
これまでその当たり前ができていなかった。
文章を書き、図をつくり、交渉して、おカネをもらう。
それが学者、科学者、研究者のしごとなのだ。
実験だけするのはテクニシャン(技術者)のしごとだ。
文献を読み、仮説を立て、実験を組み立て、実験を行い、データを解釈し、記述する。
こんなクリエイティブなことはない。
しかし、それだけだと認められない。
カネをとってくるやつが偉い。
特にアメリカでは。
日本もそうなってきている。
仮説、実験、データの解釈、そこが生命科学のコアではある。
しかし、文献を読み、記述し、発表し、政治的な交渉をする、そうすることでカネが得られる。
カネとは研究予算もサラリーもである。
だから、文献を読まない、記述しない、発表しない、交渉しないではカネは得られない。
カネとは研究予算もサラリーもである。
いくら地道に黙々と実験で努力をしても、ダメだ。
既に実績のある者、文献を読み記述する者、発表する者が、予算申請をしてカネをとってくる。
スポンサーに認められるには、実績(業績)と、見込み(予備データ、人、設備)が必要だ。
逆に言うとそれら以外は必要ない。
完璧な計画でなくても、実績、予備データ、人、設備があれば結果が見込める。
もっと言えば、実績ある人(チーム)であれば、カネを渡しておけば、何かやってくれそうだ。
設備に依存する計画であれば、機器設備のある組織(大学や研究所)に誰かが属していて、実績を持っていればいい。
次のエントリで、もう一度考えてみよう。
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