2015年2月8日日曜日

ボトムアップとトップダウン、漠然とした不安と根拠の無い自信

夜中に訪れる漠然とした不安
年を取れば無くなるかもしれないし、無くならないかもしれない。
自分はどんな最期を遂げたいのか。
誰に看取られたいのか。

働くことでしか解消されない、漠然とした不安。

今行っている実験には落とし穴があるかもしれない。
調べれば見つかるだろう
よく洞察して
あれを試そう。

ああかもしれないし、そうでないかもしれない。
あれが弱すぎるかもしれず、それならO/Eするしかない。

あれも働いているかもしれず、PCRで調べる手はある。ただそれ以外が重要かもしれないので、できればそこまで手を出さずに済ませたい。

今持っている一つ一つの小さな仮説は間違いかもしれない
しらべなければ分からない
調べれば分かる

仮説が全てあっているとして
方法が最先端で
データが綺麗で
再現性のある真実であったとき
ハイインパクトとなる
それを自分で書いて
予算を当てて
始めて給料に反映される

仮説などは研究をやりながら変化する
ボトムアップとトップダウンを融合させることだ。
ボトムアップとは実験室での発見から始めて、なるべくよい結論にたどり着こうというやり方。最近はこちらを行ってきた。
トップダウンとは、現在の医科学が抱える時事問題の解決や、一流紙などに掲載される最先端のトピックやテクノロジーを使って研究を進めるやり方。こちらも必要だ。

不安はセックス、スポーツ、家族、友人によって一瞬忘れられる
不安で満たされたら精神を病むだろう
不安は働く原動力にもなっている。
期待と不安、挑戦者にとって両者は混在すべきものだ。

根拠のない自信は、アイデア、仮説、無知、想像からくる。
若者には根拠のない自信がつきものだ。
私は歳を取り、失敗経験、成功体験を重ね、20歳、30歳の頃より、根拠のない自信が減った。まだまだ根拠のない自信があるが、それがどこから来るのか分かった。実験をしていない、誰も知らない自分だけの仮説、アイデア、そこから来ている。だから手を出さずに仮説を温存していたりする。あるいはしゃべるだけしゃべって他人が先にやってしまうこともある。
そして以前と比べて漠然とした不安を認め受け止めるようになった。


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