2015年2月14日土曜日

日本からのアクセス

ブログをはじめて24日経ちました。

図の通り、日本からのアクセスもあるようです。

私は、アクセス数を増やす目的は持っていません。

最近は、自分の仕事の効率を優先しているので、ログが増えてきました。

タイトルがタイトルなので、お客さん(閲覧者)は、アメリカで生きていこうとする日本人研究者の生活に少なからず興味を持っている人でしょうか。


ハイテンションで優先順位の高いタスクからこなせている。寒さと疲労でコンディションが低下しないようにしたい

昨晩は家で資料に目を通そうと予定したが、結局やらなかった。今、モチベーションが高いけども、それは無理だった。日中に集中力を使うだけに、夜はゆっくり回復したいのだ。今日も、疲れ切って夕方に帰宅して、焼肉を頂くと、そのままベッドで横になり眠ってしまった。

目が疲れていて、このログをやっとのことで書いている。目の疲れは、Annual performance Review、Reviewなどの書類仕事、UVを使う実験、ゲームなどが考えられる。Computerの画面の明るさを下げたり、UV使用時は眼鏡をかけるなどで対応したい。

今日は、出勤は、ー15度の中を徒歩+電車+徒歩で20分ほどかけた。うち電車は5分ほどで徒歩が15分ほど。帰りはやはりー15度の中を全部徒歩で帰宅した。電車がすぐに来ないため、電車を待って体を冷やすよりも、歩いたり走ったりしたほうが体が温まり、運動不足も解消できるから。しかしー15度の中を走ると、とても疲れた。

口元にできものができており、右肩の発疹を中心とした肩凝りをみればわかるように、Conditionは低下してきている。食欲があり、凄く食べているが、食事の内容を工夫したほうがよさそうだ。奥さんに相談しよう。この週末もStormでー20度からー10度程度まで冷えたままなので家で休養をとろう。モチベーションとテンションは上がっていて、軽躁状態だけども、コンディションは下がってきている。週末はまたStormらしいので、今日で一旦実験を切り上げて、Storm daysは家やCafeでReviewを書いたり、溜まっている書類を片付けたい。

今日は以下のタスクをこなした。

Annual Performance review: 予定通り、朝一に書いた。一度で100%終わらせようとせずに、ハードルを下げて、50%でいいから書けるところを書くつもりで始めた。結果、50%くらい書けた。さらに夕方に残りの50%の50%くらいを書いた。全体的にもっとコンパクトになればと思う。また勝手が分からない。お手本とか例のようなものがあればみてみたい。明日パートナーにチェックしてもらおう。

SyproRuby Staining:  おおかたうまくいった。昨日のサンプルに続き、こちらも来週Mass Specへ。研究が大きく前進する可能性あり。ただ大量のデータはデータとして整理し、Original Articleとしてはどう纏めるかが大事だろう。
チームのゲルイメージャのコンピュータが故障中のまま半年も放置されているので、同じフロアの別の大部屋に同じゲルイメージャをみつけて使っている。来週はTransIlluminatorを使う予定だ。

引っ越し: あるApartmentのOfficeにいき状況を聞いた。事前に情報を得ていた22階のStudioに昨日先約が入ってしまっていた。階によってRentが違い3Fで$1500のStudioが22Fだと$1800であることが分かった。

所属している2つのCommunitiesの連絡などがあり、そちらにも今日は時間を割いた。今、いろいろと立て込んでいるため、それらのCommunitiesに避ける時間と意識が限られていることを認識し伝えて、それらには効率的にContributeしたい。

2015年2月13日金曜日

本日のログ、今晩のタスク、明日のタスク

今日一日でブログ記事を7つ書いた。

これらのタイトルを眺めると、やったこと、考えたことが分かる。

ログである。

  • Morning shareはタスク
  • パンクはアクシデント、出来事
  • Reviewの校正は、依頼された仕事、共同研究(明日また続き)
  • タンパク質実験は、自分の意志で行っていること(妥当性が少々怪しくなってきた。今Reviewを書いているところなので、その発想で、情報を整理すれば、方法やアプローチを変えることで、綺麗な結果を得られるのでは? 今のままだと宝くじにあたるように綺麗なデータを出せる確率が低いのでは?)
  • もう一つのタンパク質実験は、依頼されて共同研究で行っていること。そしてそのお手伝いを通じて、方法に関する気付きがあった。
  • 「研究者として成功するには?」とはブログのエントリーらしいタイトルである。
  • これは後付タイトルなのだ。人柄、人当たり、教育について考えていたら、こういう文章になっちゃった。研究が仕事であり、教育は現在の自分にとってメインではないからね。
  • 「ネガティブな人に出す処方箋」は、大事なこと。
  • ランナー、自転車レースは、出来事を書いたPoemだ。 これで何を言いたいか、分かる人には分かるだろう。


さあ、明日は

  • 実験の続き(写真撮影だけ)
  • 総説の図表と文章
  • それらよりも優先度が高いのは Annual Performance Review を書き始めること(紳士に相談してもいい)
それから今晩は、いくつかの資料に目を通す、ゲームを減らして資料に目を通す。熟読はいらないから、軽く目を通す。寝る前に目を通す。。目をとーーす。。。

自転車レース

1.ランナー

帰宅の道を走ってみた。

すると別のランナーの足音が背後で聞こえた。

僕は抜かれまいとした。

でも抜かれてしまった。

みるとそのランナーは、軽装で走ることだけを考えた服装のランナーだった。

僕は、バックパックを背負っていた。

バックパックの中には大事なコンピュータが入っていた。

それからカフェで仕事をするところだった。


2.自転車

最近ロードバイクを買った。

生まれて始めたのことだ。

速い。

チェーンもギアも新品なので軽い。

でも安いロードバイクなのでアルミ製であり、チタン製と比べると重くて遅い。

それでももっと重いマウンテンバイクや、速く走れるようにできていないママチャリよりかはロードバイクは速い。

高級なロードバイクでもチェーンやギアが錆びていると、チェーンやギアが新しかったり、よく手入れされたロードバイクよりかは遅い。

僕は普段はバックパックを背負ってロードバイクに乗るが、バックパックの無い日は、軽快に漕げる。

自転車につけるアクセサリーは少ないほうが、少しでも軽くできるだろう。でも必要なアクセサリーやパンク修理キットなどのいざという時の備えは欲しい。

でもゴチャゴチャと備えが多いと競輪のような競技レースでは不利だろうけども、ツール・ド・フランスのように1000km以上の長距離を走行する競技では、水やパンク修理の備えは必要だろう。

空気抵抗の少ない服装のほうが自転車で速く進めるだろう。

ネガティブ思考な人に出す処方箋

この5年位で、年々、苦手な人を操縦できるようになってきた。

操縦できるようになるとはどういうことかというと、

・まずその人の癖を理解する。

研究者として成功するには?

研究者として人として

人というのは、人それぞれ持って生まれたもの(Geneticな因子、天賦の才能)と、後天的な因子(経験、環境、教育)によって変化する要素がある。

ある人と話していて「私立大出身者って人当たりがよく、商売がうまい人が多いよね。国立大出身者って、コツコツと真面目に努力を続けられる人が多いよね。」という話になった。

研究の世界に生きていて、研究者としての成功という観点で周囲をみてみると実に様々な要因があって面白い。

自分には「オリジナルなアイデアをもとにオリジナルな発見をする」ことこそ研究だという信念(固定観念?)みたいなものがある。

これは、研究を始めた当初「研究ってなんだろう。どういう考えで進めたらいいのだろう」と悩んだ時に、ある申請書類が「独創性」を強調していたため、以来、独創的(Original)な研究を目指すことになったものだ。

独創性とは何か?

独創性については本庶佑先生のいう独創性を大いに参考にした。

また、本庶佑先生は「6つのCを大切に」と謳っている。6つのCとは

「好奇心 Curiosity をもって 勇気 Courage をもって困難な問題に挑戦 Challenge し、必ずできるという革新 Confidence をもち全精力を集中 Concentration させ、諦めずに継続 Continuation することで、時代を変革するような研究を世界に発信することができるのです」

というものだ。

まさしくその通りなのだろうと思う。

これをもっともっと強く意識したら、研究者として成功できるかもしれない。

ただそれだけではダメだろうと思う。

基礎学力(国語力や英語力、専門知識、一般知識、理系の学力)は勿論重要だ。6つのCに従えば、これらの基礎学力も必然的に必要なので上がってくることはあるだろう。ただ研究を始める前の基礎学力もとても大事だと思う。

他に何が大事か?

僕は、人柄(政治力、教育力、感じがいい人かどうか)ではないかと思う。

ある学会誌の目次をみていると、知っている先生がCorresponding authorとして論文を発表していた。その雑誌は、インパクトファクターは2とか3くらいの雑誌であった。CNSなどのハイインパクトファクターしか狙わない、それこそがサイエンスだという考えもあるだろう。しかし、その先生をみていて思うのは、人柄と教育力だ。人柄がいいから、そのような雑誌のEditorに選ばれ、雑誌やコミュニティを盛り上げるというミッションが与えられる。人柄と教育力があるから、学生がたくさん集まる。人柄がいいから、要職を任せられる。そういう部分はあるだろう。逆を言えば、タカビー(高慢)であったり、人当たりが悪ければ、いくら勉強ができても、コミュニティの中で生きていったり、若い学生を教えるのは難しいということだ。いやこれは間違いかもしれない。権威とカリスマがあれば、少しタカビーなくらいがいいかもしれない。

しかしだ。。。。感じが悪い人というのは、誰も寄り付かないし、あらゆる人間関係を壊してしまう。そういう意味で、感じがいいかどうかは極めて重要な要素だ。

少し前にした「敷居の高い低い」という話にもなる。人当たりがいい「敷居が低い」と人は集まる、しかし優秀な人の割合は減ってしまうかもしれない。優秀な人は、優秀な人ばかり集まるところに行くかもしれない。

教育にしても、学力の低い学生に対しては、先生の人当たり、人柄が重要であり、率直にものを言う先生や権威の上からの物言いは、現代だと即アカハラで訴えられかねない。そういうご時世だという。(私自身も、様々な学力の学生を教えたり、様々な学力の教官(研究者)と職場をともにしたことがあり、そういう意味で大変苦労したり苦い経験がある。)

要はどのようなキャラクターであるか、どのようなポリシーで生きているかが重要なのだ。

学歴至上主義なのか、業績至上主義なのか、みんな仲良くなのか、金銭至上主義なのか、である。バランスや良い所どりもあるかもしれないが、専門職という観点や、どのような世界に生きているのか、つまり、同じゴルファーでもツアープロなのかレッスンコーチなのかということだ。

まあ、私のように特別に勉強ができた訳でもなく、一流の学歴があるわけでもなく三流の学歴しかないものの、運良く人徳に優れた研究者のもとで育ち、特別に感じが良い人でもない人間にとって「6C」の教えというのは唯一の教訓なのである。もちろん人当たりも見方にしないとやっていけないと思う時も多かったり少なかったり。

タンパク質実験

SyproRuby Stainingはうまくいった。Silver stainingより断然簡便であった。今後はSilverは使わずに、Syproしか使わなくなるだろう。

しかし思ったより染まっていなかった。ウェスタンのほうがよほど綺麗なデータを見せられる。質量分析までやるべきか、今回はウェスタンに留めるか迷うところなので、Specialistのトマトさんに問い合わせておいた。明日返事があるだろう。

慌てない慌てない

一休み一休み


Reviewの校正

Morning shareと自転車のパンクがあったので、一旦家に帰り車で送ってもらった。そうでもしないとバスは本数が少ない上に渋滞は確実だし、徒歩+電車にする元気もなかった。

Reviewの修正を進めた。特に実験系をよく理解せずに書かれた部分を修正した。また同じことを2種類以上の単語で表現すると混乱をきたすので、専門用語はインターネット上で頻度の高い表現にできるだけ統一した。

次に、内容が少し浅いと思う部分に深みを加えた。まず広く書いて、そしてFocusしてという書き方がよいと思うのだが、いきなりFocusしている部分が目に止まった。それだと間違える可能性があるので、まずは広く捉えて、それから詳細という順序にした。広く捉える部分は、具体例は挙げずにConceptとして別の総説に書かれていることを引用した。必要な部分についてはその後具体例を挙げればいい。いきなりFocusして詳細だけだと、それだけが正しくて他はみない知らないというやり方になってしまい、どうも嫌なのだ。

この作業をもう少し続けたい。そうすれば、少し勉強できて、これまで想像できなかったことが想像できそうだ。

よくアングロサクソンは攻撃的で狩猟民族であるし、彼らはアメリカ大陸を開拓し開拓者精神がある、ローマ人は物事をよく整理し街を整備する、日本人の多くは農耕民族だなどと考える。紳士はアングロサクソンらしく、Focusして狙いを定めて書いたのかもしれない。私は、もっと幅広く系統立ててから、Focusしたいと思った。Reviewなんだし、妥当な範囲でそれができるならそうしたほうがいいでしょ。

それから情報を整理したような図表を加えたい。

Morning share

今朝は、子供の学校のMorning Shareでした。

Morning Shareというのは、クラスでの劇を親が見学に行くというものです。

授業、研究予算申請書類の英語化

昨晩は送別会でした。若い人の門出を祝うので出席しました。気に止まった話題は
  • 日本の研究予算申請書類を全て英語にしてはどうか?
 論文が英語なので申請書類も英語のほうが効率がいいということです。論文には書かないような内容も申請書類には書きますが、これまで日本語でそれを書いていたのを、英語に置き換えるということですね。それだといちいち英語を勉強し直さないといけないですね。手紙を英語で書いたり、英語で考える習慣のできた人にとってはいい(有利)ですが、そういった経験がないと日本語を英語に変えるか、日本語での無駄なことを省き英語で書けることだけを書くというやり方になるでしょう。ただ読み手(審査委員)がどれだけ読むかというと、そんなに読まない。結局は、業績とか、知っている先生の推薦かどうかで決まるので、だったら英語でも日本語でも同じ。それなら論文の英文を申請書類にコピペしたほうが早いということです。

2015年2月12日木曜日

共同で総説を書く

先週の木曜にイギリス紳士が「僕らがやっている共同研究についてReviewを書いている。書けたら渡すからEditしてほしい」といっていた。今日その草稿が届いたので、ざっと目を通し、修正した。

第一の感想としては、よく書けている。流石に老練なイギリス紳士だけあって、そつなく過去の関連する文献を拾い上げ、拡大することなくコンパクトに纏めてある。これまでの報告をコンパクトに纏め、何がこれまで分かっていて、何が分かっていないか、今後どのような研究が期待されているかが書かれている。

育児/実験/書類

昨夕うかつにもクレープを食べてしまい、アレルギーを発症した。今後は気をつけよう。卵が入っている食品は多いからうかつに何でも食べられない。

昨日家に帰ると、奥さんが息子に熱心に勉強を教えていた。ストレスフルなようだけどそうするより他にない。慣れれば上達、理解が楽しくなるもの。

2015年2月11日水曜日

職能評価 Annual Performance Review (1)

所属する組織から重要なメールが届いた。

Annual Performance Review つまり業績評価(自己評価、評価者による評価)の書類である。

私のこのブログが目に止まったのだろうか!?

これまで何度かこのブログで「ちゃんと評価されていない」と書いてきた。

過去数年、こんな書類はもらったことがなかった。

今年から?

無いよりは全然いいと思うよ。

何の評価もせず、評価基準も示さずに、奴隷のような薄給でタダ働きさせてきた傲慢な一流組織が変わろうとしているなら評価しましょう。

雪の日の出勤率

今日は朝から降雪もわずかで、十分に除雪されていたので快適に通勤できた。

僕の職場は、相部屋を6グループが共有しており、今日はざっと以下の出勤率であった。
グループ A   30
グループ B  100
グループ C  100
グループD  40%(我々)
グループ E  0
グループ F  30
グループ G  20

いい加減な実験と厳密な実験、微差よりも極端

実験って色々で、とても綺麗な条件が必要なものと、いい加減だったり、少々汚かったり、手抜きしても大丈夫な実験がある。

綺麗でないといけないのは、コンタミするとデータが出なかったり質が低下したり、実験自体がおじゃんになるもの。

例えば、細胞培養におけるコンタミ、PCRにおけるDNAのコンタミ、RNA実験におけるRNAのデグラデーション、蛋白や抗体を扱うときの凍結溶解の繰り返しによる蛋白の分解、Silver stainingやSypro Rubyのように高感度染色、これらは要所は綺麗にしなければ、データの質が低下したり、実験自体がおじゃんになる。

2015年2月10日火曜日

喰っていくことと道を極めること

喰っていくこと=コンスタントにお金を稼げること=自分なりの仕事術を確立すること

道を極めること=試行錯誤、失敗と成功を繰り返して、さらなる高みを極めること。

後者のほうが聞こえがいいかもしれない。格好良く聞こえるかもしれない。

でも結局は前者がなければなんにもならない。

後者は、その道がその人にとって(自分にとって)最高の道かどうかもわからない。

自分はどうか?

毎日勉強を続けるということ / 除雪

今日は丸一日Stormにつき子供の学校は休み。交通機関は電車は休み、バスは臨時バスのみであった。バスを使えば仕事に行けなくもないが、予定通り休んだ。

昨日、自転車で雪上を何キロも激走した為、疲れていて午前は寝ていた。

妻が子供がなかなか勉強しないと焦ったり不機嫌になっていたので、そばについて毎日少しずつやるしかないと助言した。

雪上自転車

雪道を自転車で帰っていると、後方10mをSnowplaw (除雪車)が追い上げて来て引かれそうになったり、しまいには歩行者が  You did it!! Keep goin! といって応援してくれた。流石アメリカ。

10時ごろ帰宅し、妻が用意してくれていたチキンカレーを食べると眠ってしまった。

久々に、スポーツの試合をした後のような心地よい疲労感と睡眠を得た。

翌日は7時に目覚めたが、前日の疲れがあり、予定していたとおり、昼頃までだらだらと過ごして、15時ごろにカフェに出かけた。

Stormに日は、雪が降りしきるので、Snowplawは頑張らない。すると雪の上を車も自転車も歩行者も行かなければならない。

いつもの除雪された車道と違い、雪の上では流石にロードバイクの細いタイヤでは無理があった。

滑る準備をしていたら、案の定滑り、うまく足を着いたので転倒はしなかったが、チェーンが外れた。すぐに直せたが、以来雪上を自転車に乗るのは怖くなった。

チェーンを締めること?と、冬タイヤへの交換を考えたい。

うまいカフェまでいくのはやめて、近場のカフェに行ったら満席で待っている人もいたため、近所のスーパーに行くことにした。そこでは余裕で座れた。カフェに比べると、あまり集中して学問をするムードではないのだが、家よりかは自分の仕事に集中できる。

2015年2月9日月曜日

ハードルを下げ、実験と論文の成功の確率を上げヒットを量産する(色気は出さない)

大雪の中、意地で実験した甲斐あって、かすかにポジティブなバンドを得た。

昨日書いたウェスタンで3枚のメンブレンのうち1枚についてである。しかもポジコンとネガコンは完璧であった。これは今後、より明確なデータを出し、別の実験でも確認すればいけるということだ。やらねば。

面白いことにポジティブだったのは、昨日失敗したと書いた1枚のメンブレンだった。うまくいっているはずの残り2枚のメンブレンは、トランスファーに失敗していた。23V, 700MA, 45minという条件は強すぎて、小さい分子はメンブレンを通り抜け、なぜか大きい分子もメンブレンに到達していなかった。これらはマーカをみることで分かった。これらの失敗は、コラボのお手伝い実験であり、明日以降、タイミングをみてやりなおす。

この日の会でK先生と話していて思い出したことがある。

グラントをあてるためには、論文の数が必要ということだ。今、僕の論文を出すペースは、コラボで成り立っている。これまでもずっとそうだったかもしれない。

というのも自分が主体となっているプロジェクトについては残念ながら、迅速に論文としてまとめるということができてこなかった。

原因はなんだろうか。

実験をするペースが遅い。

決定的に綺麗なデータが出るような実験を組まずに、五分五分か、2割くらいとか、それ以下の実験を組むことも多かった。そのせいで失敗実験が多い。

つまり、なにかにつけ理想が高杉、自分で高すぎるハードルを設定して、それを超えられず、そのうち諦めてダラけてしまうことがあったようだ。

論文作成においても散在するデータやアイデアを掻き集めて大きな論文を出そうとしてきたが、客観的にみてどうだったろうか。

客観的にみると、観点やアプローチ(方法論)が研究社会のトピックに乗っていないので、CNSに載るのは難しかっただろう。

CNSに載るには、そういうノウハウを持った人とやらないと難しすぎるだろう。

それにすごく頑張って一回載ったからといって、それこそ、再現性がとれないし、Burn outしてしまいそうだ。

それよりかは、コンスタントに毎打席ヒットを狙ったほうが打率が上がる。

ハードルを下げて、地道にヒットを積み重ねたい。

これからは筆頭著者としてもまずは、毎年一報、できれば2年後には毎年2報出す。

どのテーマを大きく狙うか、数あるアイデアやテーマの中で、どれを大きく行くか決める。

そのためには共同研究を沢山やり、その共同研究では、簡単でできることに落とし込んで、確率を上げないといけない。今行っている共同研究では、1部ではそれができているが、中には自分で難しくしてしまっているものもある。これらは、全て簡単なことに落とし込んでクリアしないといけない。







大雪の中の自転車 / 異国で日本人の知り合いを増やすということ

日曜、朝からまずまずの雪で、午後には激しくなった。

11時から予定通り、子供のサッカー。

試合は 1−10くらいで大敗し、息子の内容も不甲斐なかった。
そのため帰りの車と家に帰ってから、正直な感想を告げた。
もっと一生懸命になってほしいのだ。
冬になるとどうしても運動不足で、家の中でiPadにばかり向かっていて、寝不足にもなっている。ホント良くないと思う。
一緒にスポーツをしてやれる時間も少なく、如何ともし難い。

昼は自転車の手入れ。こちらは息子に手伝わせた。

昼ごろ、新年会に出席のため、降雪の中を自転車で40分ほど走った。
飛ばせはしなかったが、注意深く走行して、大変ではあったが目的に着いた。

家をでる前に、入荷したばかりのチェーン清掃マシーンを使い、チェーンを綺麗にして、Lubricationを塗っておいたのがよかった。雪道でも楽に走れた。

さらにCake/Padがちびて効かなくなっていた後輪のブレーキのCake/Padを交換し、ブレーキの効きをよくしておいた。そのため急な下り坂でも十分にブレーキが効いた。

新年会では、一年ぶりに再開したT先生からアドバイスをもらったり、初対面のK先生からもよいアドバイスやお誘いを戴けた。

若い人ともおはなしできた。

それほどのモチベーション無くして参加した会であったが、収穫は多かった。

こういう会に定期的に参加して、知り合いを増やしておくことがいかに大事かよくわかった。今後もこういう会を大事にし、人に頼ってうまく生きていきたい。

2次会の途中で、仕事に向かった。大雪のため、明日月曜は仕事にいけるかどうかわからないし、今日やるべき実験があったから。

降雪の中、思い出に残るくらい、1時間近くかけて職場に辿り着いた。

雪道の凸凹からくる振動と寒さでおしっこを漏らしそうになった。

マクドナルドに救われた。

マクドでDecaf Coffeeを補給して、ラボに向かった。


2015年2月8日日曜日

マーケティングが全て。

マーケティングが全てだ。
流行の組み合わせ
あとは人にやらせる
次に何が来るか

マーケティングが全てだ。流行を組み合わせる。トップダウンを進める。

あとは人にやらせる
次に何が来るか
情報を集める。

先読みし過ぎなくても
その時その時に一番のことに集中すればいい。
一手二手先と、ゴールとその先をイメージしておけばいい。


土曜朝のモチベーション

土曜朝、
高いモチベーションとともに目覚め、仕事に行きたくなる。
家族が起きる前に家を出るのが理想。
しかし今日は妻が起きてきて、約束を僕に思い出させた。
そこで交渉して一時間だけカフェで仕事をしてくることにした。

ゴールを通過点にしたい。
ゴールの先の別のゴールがみえるか
昨晩は、あれをうまくつかった。
あれも使った。
あそこまでところまでいった。
それから、順番通りやれば、もっとやればゴールに到達できたか。
昨晩はゴールの一歩手前
先に果てた。
ただあれは存分に使ってうまくいった。
以上。
次回に期待。

最先端テクノロジーによるトップダウン

今のやり方は、
難しく考えすぎ
こねくり回しすぎ
関連漬けて仮説を信じすぎ。
なぜならボトムアップで全て進めようとしているから。

もっと客観的に
もっと科学的に

そのためには、最先端のテクノロジーを導入して、これまで想像もつかなかったデータを手にすることだ。
膨大なデータは、データだけでも発表可能な時代になった。

みな同じ悩みをかかえているから、受け皿はある。
データはデータ。
論文は論文なのだ。
論文はデータの一部を利用して作るものだから。

ボトムアップとトップダウン、漠然とした不安と根拠の無い自信

夜中に訪れる漠然とした不安
年を取れば無くなるかもしれないし、無くならないかもしれない。
自分はどんな最期を遂げたいのか。
誰に看取られたいのか。

働くことでしか解消されない、漠然とした不安。

今行っている実験には落とし穴があるかもしれない。
調べれば見つかるだろう
よく洞察して
あれを試そう。

ああかもしれないし、そうでないかもしれない。
あれが弱すぎるかもしれず、それならO/Eするしかない。

あれも働いているかもしれず、PCRで調べる手はある。ただそれ以外が重要かもしれないので、できればそこまで手を出さずに済ませたい。

今持っている一つ一つの小さな仮説は間違いかもしれない
しらべなければ分からない
調べれば分かる

仮説が全てあっているとして
方法が最先端で
データが綺麗で
再現性のある真実であったとき
ハイインパクトとなる
それを自分で書いて
予算を当てて
始めて給料に反映される

仮説などは研究をやりながら変化する
ボトムアップとトップダウンを融合させることだ。
ボトムアップとは実験室での発見から始めて、なるべくよい結論にたどり着こうというやり方。最近はこちらを行ってきた。
トップダウンとは、現在の医科学が抱える時事問題の解決や、一流紙などに掲載される最先端のトピックやテクノロジーを使って研究を進めるやり方。こちらも必要だ。

不安はセックス、スポーツ、家族、友人によって一瞬忘れられる
不安で満たされたら精神を病むだろう
不安は働く原動力にもなっている。
期待と不安、挑戦者にとって両者は混在すべきものだ。

根拠のない自信は、アイデア、仮説、無知、想像からくる。
若者には根拠のない自信がつきものだ。
私は歳を取り、失敗経験、成功体験を重ね、20歳、30歳の頃より、根拠のない自信が減った。まだまだ根拠のない自信があるが、それがどこから来るのか分かった。実験をしていない、誰も知らない自分だけの仮説、アイデア、そこから来ている。だから手を出さずに仮説を温存していたりする。あるいはしゃべるだけしゃべって他人が先にやってしまうこともある。
そして以前と比べて漠然とした不安を認め受け止めるようになった。


食生活、料理のレパートリ

昨晩の夕食は、コラーゲン、ニンニク、野菜たっぷりのチキンスープ。レパートリにしたい。

さらにWhole foodsで最近売り始めた薄切り肉が美味しい。塩をかけてもいいし、焼き肉のたれでもいける。

ちなみに冬の果物のオプションは、バナナ、りんご丸かじり、イチゴ、ラズベリーであり、ラズベリージュースが最近うまい。

夜食は、おにぎり。

朝食は、自家製パンをバターとはちみつで戴く。

珈琲は、朝は濃い目のカフェイン入り。かといって雑味が出ないように、自分で淹れるか、Peet'sのを戴く。Decaf Coffeeを水筒に入れて持ち歩き、日中はこれを飲む。買う場合もDecaf。

今日は、ある病院のCafeteriaにはじめて週末に訪れたが、週末でも美味しいハンバーガーを目の前で作ってくれた。しかも安い。今後も重宝しそう。