2015年2月17日火曜日

読み書き発表しないとカネは得られない

アタマを切り替えて今日は仕事をしようと思った。

実験するタイミングではないので、実験は明日以降にする。

今日はCafeで書類仕事をすればいい。

Annual reviewのなおし、Figure作成である。

どちらもカネになる。

カネになることは優先してやらねば。

当たり前だ。

これまでその当たり前ができていなかった。

文章を書き、図をつくり、交渉して、おカネをもらう。

それが学者、科学者、研究者のしごとなのだ。


実験だけするのはテクニシャン(技術者)のしごとだ。

文献を読み、仮説を立て、実験を組み立て、実験を行い、データを解釈し、記述する。

こんなクリエイティブなことはない。

しかし、それだけだと認められない。

カネをとってくるやつが偉い。

特にアメリカでは。

日本もそうなってきている。

仮説、実験、データの解釈、そこが生命科学のコアではある。

しかし、文献を読み、記述し、発表し、政治的な交渉をする、そうすることでカネが得られる。

カネとは研究予算もサラリーもである。

だから、文献を読まない、記述しない、発表しない、交渉しないではカネは得られない。

カネとは研究予算もサラリーもである。

いくら地道に黙々と実験で努力をしても、ダメだ。

既に実績のある者、文献を読み記述する者、発表する者が、予算申請をしてカネをとってくる。

スポンサーに認められるには、実績(業績)と、見込み(予備データ、人、設備)が必要だ。

逆に言うとそれら以外は必要ない。

完璧な計画でなくても、実績、予備データ、人、設備があれば結果が見込める。

もっと言えば、実績ある人(チーム)であれば、カネを渡しておけば、何かやってくれそうだ。

設備に依存する計画であれば、機器設備のある組織(大学や研究所)に誰かが属していて、実績を持っていればいい。

次のエントリで、もう一度考えてみよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿