2015年2月19日木曜日

アメリカお風呂事情

今朝は6時半に起床して朝風呂しました。ベティが住むアパートメントは古いため、1人が風呂に入ったら30分くらい待たなければ次のヒトのためのお湯が出ません。昨晩は、アロマと子供たちを優先したので、ベティは昨晩風呂に入れなかったのです。

 北米の風呂は、日本の風呂のように洗い場がなく、トイレ、洗面台、浅い風呂とシャワーが同じ部屋にあります、この構造は2人以上が風呂に入るのに不便です。日本の持ち家の風呂だと子供たちと親が3人くらいで入れたりします。日本でもユニットバスというのがありますが、あれはスペースを節約するためにホテルや安アパートで仕方なくそうしているのであり、持ち家では好まれません。ヒルトンなどの高級ホテルでも風呂とトイレは同室にあり、スペースこそ広いものの、洗い場はありません。だからトイレも風呂もBathroomとかwashroomと呼ばれます。日本と欧米では、トイレと風呂のコンセプトが違うんです。どういう歴史的経緯でこのような違いになったのか辿って行くと、民族の移動や文化の継承についての謎が解けるかもしれません。
 日本人は、風呂好き、温泉好きで、毎日風呂に入りますし、世界では綺麗好きな民族として通っています。温泉好き、銭湯は、ローマの公衆浴場に通じるかもしれません。日本人もローマ人もオーガナイズが得意な民族ですし。風呂に入る前にカラダを洗うのは、日本人とユダヤ人だけだそうです。神社で手を洗う習慣もユダヤ教と似ているそうです。アングロサクソン、欧米人のほとんどは入浴前にカラダを洗いません。だから欧米の風呂には洗い場がないのでしょう。ユダヤ人はいったいどうしているのでしょうか? ベティの隣人にはユダヤ人が多くて、同じ構造のバス・トイレを使っていますから、まずシャワーでカラダを洗い、それから入浴するのでしょうね。北米生活も3年になると、まずお湯に浸かってから、それからカラダを洗うという欧米式? の順序になることもあります。冬は寒いですからね。

  ベティは、日本では冬にはあまり汗をかかないので、冬は一日おきに風呂に入ることもありましたが、北米ではそうはいきません。この一ヶ月の気温は−5℃〜−15℃くらいですが、薄着をしていても垢がたまります。理由は不明ですが、1つには大気が汚れているためでしょう。車の排気ガスや大気中の汚染物質が雪に付着して地面に落ちる。その上を車が走り、さらに汚染物質をまき散らす。この汚染物質がカラダに付着したり、汚染物質からカラダを守るために、汗をかいたり、皮膚を代謝・新生させて垢が出るのでしょう。あくまでも想像であり根拠はありませんが。あるいはベティの代謝が活発になったためかもしれません。

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