2015年2月15日日曜日

トップダウンとボトムアップ

思い起こしてみると、英国紳士は、初回のコラボミーティングで、発現調節Aよりも個人的にはタンパクBのほうに興味があるなんて案を出していた。

Aのほうが現実的なのに。

その頃に比べると、一週間後にはAのほうに鞍替えして、Reviewをほぼ書きあげたのだから、十二分に妥協しているというか、僕に合わせた選択、決断をした。

もしBを選んでいたら、グループの方針はバラバラになり、予算がおりても誰もそれをやらないだろう。

これまでにいくらでもそんなことがあった。

過去の業績や、妄想、空想、自分の専門、エゴなどで予算申請したものの、現場の意志と全く違ったために、誰も申請書類通りの研究をやらなかったとか、結果が出なかったという例がいくらでもある。

その点はボトムアップがいいと僕は信じる。

トップダウンにしたいなら、ボトムを誘導しないといけない。

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