2015年2月18日水曜日

スノープロウな豪雪

北米の今年の降雪量は、観測史上最大です。

住まいや服が用意できなければ、命を落としかねない。

スノープロウは大忙し。

2週間ほど前、除雪をしていたヒトがスノープロウに引かれて死亡する事故がありました。

2日前のことです。私は大雪のあといつものようにショベルを使って、アパートの玄関から歩道、歩道から車道を除雪して通路を確保していました。すると車から降りた女性が走って寄ってきました。「アパートの中に閉じ込められた老祖父に、薬と水を届けないといけないから、ここを通らせてください」とその女性は言いました。私は勿論、その女性を通らせました。この女性の助けが無ければ、その老人の容態は悪化したでしょうし、亡くなっていたかもしれません。このような状況では、家族、親戚、友人が助けになります。

比較的、スノープロウが機能するこの街でも、歩道脇には少なくても1m多いところでは3mの雪の壁が作られ、ヒトがやっと通れるくらいの通路も少なくありません。

歩道には5−20cmくらいの雪が残り、その上をヒトが歩くため、凸凹になっています。

文字通り足元が悪い。注意して歩かなければ、捻挫しかねません。

お年寄りやカラダの弱いヒトはもっと大変でしょう。

今日は私は狭い雪道を歩行器を押して歩くお年寄りを見かけました。おじいさんが歩行器を押し、おばあさんが5mほど先に行って待っていました。病院のほうに向かっていました。

歩道がこんな状態だから、ラッシュアワーには、バスは満員で、自家用車も渋滞しています。

自転車用のバイクレーンは、雪を積み上げる場所になるため、自転車を使うのを止めるか、車道を行かなければなりません。


私自身は体調はいいです。良すぎるくらいです。今のところは。

3年経って寒さにも慣れました。衣類の備えもあります。毎年12月は寒く感じますが、2月には慣れるため寒く感じません。服を着すぎて汗だくになることも多いので、今後は着すぎずに、ちょっと寒いのを我慢しようと思います。

日照時間が少ないため、鬱状態になるヒトもいると聞きました。確かにテンションが下がることはありますが、なぜか上がることもあります。紫外線が少ないため、日焼けせず、肌を痛めなくていいです。

寒いとカラダを動かすのが億劫になったり、雪が降るとフィールドでスポーツをしたり、歩道をランニングすることができなくなり運動不足になりがちです。でも私は大丈夫です。余程の雪や風でなければ、毎日40分、坂道を自転車を漕いでいるので、運動不足にはならないし、退屈もしません。過去5年で、膝の状態は一番いいです。ケアの賜物です。

この冬、私の食欲は旺盛です。寒いとカラダを発熱させるためにエネルギーが必要なので、食欲旺盛になるのですね。パートナーが美味しい料理を作ってくれているので助かっています。また近所のマーケットで売られている惣菜もなかなかいけます。

0 件のコメント:

コメントを投稿